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「The Knight Diaries」
第5話-消せない記憶-

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エスネは少女とすれ違うと、食堂に入った。
目的は、あの蜂蜜酒だった。
甘いものは苦手なはずだが、なぜかあの酒だけは気に入ってしまったのだ。
一瓶ぐらい無くなっても、この大きな屋敷では気付かれないだろう。
エスネは目当ての酒瓶を一つ手に取ると、食堂を出ようとキッチンに背を向ける。

「何してるんだ、こんな時間に」
エスネは驚きのあまり酒瓶を落としかけた。
「アレン!まだ起きていたのか?」
「こっちの台詞だ」
アレンが長椅子に横になりながら言った。
「さては盗みか?」
「違う!ちょっと喉が渇いただけだ…」
エスネが瓶を隠すと、アレンは笑った。
「ここから何かをくすねて行くのは、君で二人目だよ」
エスネはそれを聞いて安心した。
多分さっきの少女だろう。
エスネはアレンの側に腰掛け、瓶の蓋をあける。
「さっきの女の子か?」
アレンは深く目を閉じて、返事をしなかった。
寝てしまったのだろうか。
「アレン、寝たのか?」
「実は…話には続きがあるんだ」

彼がまだ起きていることは確認できたが、エスネは彼の意味深な言葉に少し戸惑う。
さっきの話だろうか?
もしあの話に続きがあるというなら、エスネは少し気になった。

「話せば楽になるか?」
「どうかな…」
エスネはため息を吐く。
「さっきもその機会を与えてやっただろう?いいから話せ」
エスネの強引な発言にアレンは目を覚ましたのか、体を起こす。
「もし君にとって嫌な話でも、私に対する評価は変わらないと言ってくれるか?」
アレンは真剣な顔で言った。
まるで人の生死が関わっていることのような、硬い顔だ。
エスネは話がどんな内容か分からないまま答えを出すのに躊躇した。
だが、彼は友人だ。自分が望んでなってくれた、初めての友だ。
もし話を聞いて彼への評価が変わるようなら、自分の名誉にも関わる。

「貴公は友人だ」
エスネは決心する。
「我が名誉に賭けて、貴公の事が嫌いになるようなことはない」

アレンは深呼吸すると、ゆっくりと口を開いた。

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