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「The Knight Diaries」
第6話-ステラ・マリスの戦い-

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アレンはヒルデから聞いた夢の事を考えていた。
彼女によれば毎回同じ夢だということだが、それは初陣以前から見ているという。
最初に考えられるのは、よく兵士が戦場で経験するトラウマだが、彼女にはそれが当てはまらない。
精神的なものが影響していないとすると、一体何が彼女を苦しめているのだろうか?
アレンはその場を茶化して誤魔化していたが、彼女の事を案じていた。
自分は未だに消化できずにいるが、今世界は神話の物語の中にある。
堕天使ガルデンや、よみがえった悪鬼オーク…。
非現実的なものを数多く見てきた今、ヒルデの夢にも何か意味があるように思えるのだ。

「ところでアレン…」
一通り話し終えた後、ヒルデが眉間にしわを寄せて言った。
「ここで何してたの?まさか女が寝てる密室で休んでたなんて言わないよね?」
アレンは言葉に詰まった。
彼女がうなされているのを聞きつけてやって来たわけだが、彼女が目覚めるすんでのところで寝たふりをしてしまった。
今さら心配で見に来たなんて言える訳がない。
アレンは腹をくくった。
「その通りだが何か?」
ヒルデはにやりと笑った。
「じゃあ他に目当てのものはないわけ?」
アレンは彼女が初めて会った時のようにまた酔っているのではないかと疑ったが、顔は赤らんではいない。
アレンは狭い馬車の中で立ち上がろうとする。
その瞬間、ヒルデがアレンの腕を掴んでそれを止めた。
「ちょっと待ちなよ兄さん」
ヒルデはアレンを無理やり座らせると、覗き込むように顔を近づける。
そして言った。
「まだ父さんが怖い?」
「怖いに決まってるだろ」
アレンは極めて真面目に言った。
「ルシアンを怒らせると命がない」
「つまんないなぁ…」
ヒルデは小さくため息を吐くとアレンから離れ、頬杖をついて微笑んだ。
「意外と釣れない男だよね、アレンって」
アレンはヒルデが諦めてくれたことに胸を撫で下ろした。
確かに彼女は非常に魅力的だが、アレンはこの件に関してだけは自制心を保つことが出来ていた。
本当の意味でルシアンを怒らせると命が危険な上、騎士が従騎士と関係を持つなど騎士道に反する。
騎士道の解釈は様々だが、自分の騎士道ではそういう決まりなのだと、アレンは自分を言い聞かせた。

「それとも、他に誰か気になる女でもいるとか?」
アレンはこれまでの彼女の態度から、エスネの事を言っているのだと思った。
アレンは一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに鼻で笑って見せた。
「気になるのか?」
「別に…ただ、今まで釣れない男はいなかったから…」
アレンはその言葉に呆れた。

「今まで何人の男を釣ったんだ?」



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