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「The Reminiscent El」
第2話 ミーミルの泉

22

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両手にすくい上げた水は白くにごって、とても冷たい。
エルはどれぐらいの量を飲めば良いのか分らなかった。
まるでそれを尋ねるかのように、ミーミルの表情を窺う。

「大丈夫、全部飲みなさい」
求めていた答えを聞くと、エルは顔を両手に近づけた。
そして、唇が白い水に触れる。
不純物が混ざっていないかとか、お腹を壊さないかとか、普段ならそういうことを考えただろう。
だが今は、何のためらいも無く、それを飲み込んだ。
一口、二口…丁度、三口目で水を飲み終えた。
ほんのりと甘い舌触りが口に残っている。

エルは立ち上がって、スカートについた土を払った。
そして、ミーミルとレイバンの顔を交互に見る。
何も起こらない…。

「実感するにはしばらく掛かるだろう」
ミーミルはそう言ったが、それにしてもだ…。
もっと神秘的なことが起きたり、込みあがる力のようなものは感じられないのだろうか?
エルは期待していたようなことが起きなくて、少し落胆した。
「焦ることはない」
レイバンが言った。
「数日ほど体を休めれば…エル?」

ふらつく体…。
エルは突然、自分の体を制御出来なくなった。
息がつまり、体が熱くなっていく。
エルはパニックになった。
このまま死んでしまうのではないかと心配するほどに、心臓の鼓動が早くなっていく。
エルはふらつく足取りで、レイバンに向かって歩き始めた。
何故彼の方へ歩き出したのか、自分でも分らない。
だがエルは、必死にレイバンの元へ向かっていた。

「エル!」
エルが倒れかけたその時、レイバンが彼女を受け止めた。
彼の腕の中で、エルは気を失った。



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