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「The Knight Diaries」
第6話-ステラ・マリスの戦い-

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ルシアンは娘に連れ去られるアレンを見送ると、ファーシュの方へ向き直った。
そして言った。
「先が思いやられるよ」
「ごもっともだ」
ファーシュが相槌を打った。
「さて諸君、話の通りだ。時間はたっぷりとあるわけだが、まず宿屋を探さないとな」
ルシアンが騎士団にそう言うと、守衛が恐る恐る手を上げた。
「あの、ヴァーレン卿…。ここからすぐのところに大勢泊まれる大きな宿があります。私がご案内しましょう」
「よし、案内しろ」
ダニエルが守衛に案内されて町の中へ入っていく。
「お前は私と仕事だ」
ベネディクトがあくびをしていたウィリアムに言った。
「アレンが言っていただろう。彼の言うとおり、知るべき情報は山ほどある」
「なんで俺なんですか…」
ベネディクトの鋭い視線に耐え切れず、ウィリアムは渋々彼について行った。

「さて…」
取り残されたルシアンとファーシュは巨大な帆船を見上げた。
「私たちに提供される船も、こんなに大きな軍艦だといいんだがな」
ファーシュがつぶやいた。
「ウィリアムの事で、我々は信用を失っていないか心配だ」
ルシアンはファーシュの懸念に同感だった。
王宮騎士団の総団長であるカリウス・グリフィンは、その息子ウィリアムと確執がある。
ウィリアムを騎士団に受け入れた判断によって、カリウス・グリフィンがどう反応しているか知る余地もなかった。
もし彼からの信用を失えば、ヴァーレン騎士団は群れからはぐれた狼である。

「大丈夫だといいがな」
ルシアンは言った。
「カリウスはかなりの頑固者だが、個人的な感情で我々を見捨てるようなことはしないだろう…」
ファーシュは元気付けるようにルシアンの肩を叩いた。
「殿下からの命令には逆らえないだろうしな。殿下がお戻りになってから、王宮騎士団が宮殿の警備任務に復帰できたという話もある」
「それは心強い」
ルシアンは微笑んだ。
「殿下の影響力は絶大だな。じきにここもすぐに開港することだろう」
「その前にまず海賊どもを締め上げないと」
ファーシュがにやりと笑った。
「野蛮人どもを駆逐すれば、後はダールだけだ。自分が乗っている船が沈められるのはごめんだからな」

ルシアンは側にあった松明からいつも持ち歩いている楊枝に火を移し、それでパイプ煙草に火を点した。
そして一息ついてから言った。
「もしそうなれば泳いで行けばいい」


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