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「The Knight Diaries」
第6話-ステラ・マリスの戦い-

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ヒルデは串焼きにされた魚に食らいついた。
香ばしく焼けた魚は塩味が効いていて、とても美味だ。
もう一口食らいつこうと口元まで焼き魚を運ぶが、手を止める。
「食べないのアレン?」
少しも料理に手をつけていない彼をヒルデは心配したのだ。
彼は普段から割と食べる方なのに…。
「食べるさ。考え事が済んだらな」
アレンはそう言い残すと、席から離れた。
ヒルデはそれを見送ると、食事を再開した。

「気難しい男だな、彼は」
エスネがナイフとフォークを使って丁寧に魚を食べながら呟いた。
ヒルデは難しい魚料理の食べ方も心得ているエスネに感心した。
「最近のアレンって、私の父に似てる気がしない?」
ヒルデがそう言うと、エスネは食事の手を止めて笑った。
「同感だよ」
「でしょ?前にも増して気取ってるし」
「そうだな…。だがもっと悪いのもいるさ」
「ウィルのことだよね」
ヒルデの指摘にエスネは再び手を止めた。
そして苦笑いを浮かべる。
「まあ、その通りだが…。単に気が合わんだけさ」
「ふーん?」
ヒルデはエスネの動揺している姿が愛らしいと思った。

「そこの淑女たち!」
体つきの良い5、6人の男たちが、慣れた様子でヒルデたちの周りを囲った。
ヒルデはこれが船乗りたちの軟派であることに気付いていた。
しかしエスネは不意に取り囲まれたことに警戒して、剣に手を掛けている。
船乗りたちの身を案じながらも、ヒルデはこの状況を少し面白がっていた。
「俺たちはそこに停泊している船の乗員なんだ」
一際気取った態度の男がヒルデに顔を近づける。
「もし良かったら、俺たちも一緒に食事したいところなんだけど」
ヒルデは彼の単刀直入な誘い方が気に入ったが、顔は好みではなかった。
「残念、先客が居るのよね」
ヒルデはアレンの事を言ったつもりだった。
「そこにいる男前なお嬢さんのことかな?」
気取った船乗りはエスネに笑いかけた。

「ヒルデ、殺していいか?」
エスネの言葉にヒルデは腹を抱えて笑った。
船乗りたちはエスネが剣に手を掛けているのに気付いたらしく、距離を置き始めた。
「気分を悪くしたなら謝るよ」
船乗りが言った。
「威勢の良い女は好きだ」

「お前たちじゃ手に負えないさ」
アレンが船乗りたちをかき分けながら戻ってきた。


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